リハビリテーション科
運動器リハビリテーションは、ケガやスポーツ外傷からの早期の社会復帰やスポーツ復帰のみならず、寝たきりや転倒予防などの生活の質の向上を目的としています。
そのため、2008年4月より運動器リハビリテーション施設としての認定を受け、リハビリテーション医や理学療法士を中心に、ストレッチングや筋力訓練や可動域訓練などの運動をしながら治療、予防する運動療法や指導を行っています。
理学療法室は約100平方メートル(60畳)の床面積を確保し、理療機器 各種温熱・電気治療機器・牽引装置等の機器を完備し、運動器リハビリテーション施設では、最高基準である施設基準1を取得しております。従来の機械に頼る物理療法だけでなく、ストレッチ、筋力訓練を中心とした、神経と筋肉の再教育をトレーニングしていきます。
リハビリ計画書とリハビリ治療の流れ
リハビリ治療を開始するにあたり、治療前にリハビリ計画を立て、治療を行っていきます。病態にあわせ、リハビリメニューを見直すため、毎月リハビリ計画書を作成します。患者様の病状回復に役に立つことですが、計画書作成時はリハビリ計画書作成料(300点)が加算されます。
その後、初診時に作成されたリハビリ計画書またはリハビリメニューにしたがって、治療を行います。
再来時は簡単な問診の後、メニューにしたがって温熱、ストレッチ系からはじめ、筋力訓練、可動域訓練を行った後、電気治療、牽引などを行い、鎮痛効果、持続性を高めます。(病状により異なります。)
体調不良や症状が悪化した方、思わしくない方、1,2週で効果の見られない方はリハビリ開始前に必ず医師、理学療法士にご相談ください。
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