後遺障害診断書について 

後遺障害診断書とは、正式には自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書と呼び、交通事故で負った後遺障害の認定手続きに必要となる書類のことです。後遺障害等級の認定はこの診断書を元に判断されるため、後遺障害が認定されるか否かに直結する大事な書類です。
別名「自賠責保険後遺障害診断書」と言うのですが、原則、自賠責保険あるいは相手の任意保険での治療の場合しか作成できません。
 
また、後遺障害診断書の作成ができるのは、医師だけです。
 
整形外科で診断を受ける前に接骨院にかかったり、接骨院との併用を行うと交通事故との因果関係が不明瞭になってしまい、後遺障害診断書の作成が困難になってしまう可能性があります。
 
 まとめますと、後遺障害診断を受けるためには、自賠責保険を使用して整形外科専門医のいるクリニックや病院で一貫して継続的に治療を行うことが重要であり、患者様にとって一番メリットがある方法です。